いわき総合どうぶつ診療センター さかい動物病院 症例紹介 

【 福島県いわき市 】さかい動物病院での治療例のご紹介をしています。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高齢犬の右腋窩腫瘤切除術

こんばんは。さかい動物病院です。 先日、15歳雑種のワンちゃんの右腋窩腫瘤切除手術を行いました。 元々は他院に通院していましたが、高齢だからという理由で手術を勧められず、セカンドオピニオンとして当院を受診されました。 高齢であっても、血液検査や…

ウサギの涙管洗浄

こんにちは。さかい動物病院です。 ⁡ 涙目が気になるとの主訴でウサギちゃんが来院されました。 ⁡目と鼻を繋ぐ鼻涙管がつまっていることが確認されたため、涙管洗浄を行いました。 ⁡ 同様の症状でお困りの飼い主様は一度ご相談ください。 #さかい動物病院 #…

犬の膝蓋骨脱臼

こんにちは。さかい動物病院です。 先日、今年4件目となる膝蓋骨脱臼整復手術(通称 パテラ)を行いました。 特に小型犬では子犬のころから発症する可能性が高く、徐々に進行して歩行に異常をきたすことがあります。 膝蓋骨脱臼は放置すると後肢の変形も起こ…

犬の膝蓋骨脱臼整復手術

10ヶ月の犬の右膝蓋骨脱臼整復手術(通称 パテラ)を行いました。 特に小型犬では子犬のころから発症する可能性が高く、徐々に進行して歩行に異常をきたすことがあります。 治療は基本、外科手術になります。 症状としては、スキップ様歩様、跛行、挙上、立ち…

猫の尿道閉塞解除

ネコちゃんの尿道閉塞を解除する処置を行いました。 この病気は、去勢した室内飼育のオスのネコちゃんに多く見られる病気になります。 ミネラルを多く含むフードを摂取していることや、ネコちゃんの体質が原因として挙げられます。 適正なフードを与えること…

犬の会陰ヘルニア整復術

ワンちゃんの会陰ヘルニア整復術を行いました。 この病気は去勢手術を行っていない中高齢のワンちゃんに多く見られる病気になります。 若いうちに去勢手術を行うことにより予防できる病気の為、当院では男の子は去勢手術、女の子は避妊手術を強く勧めており…

ウサギの去勢手術

ウサギの去勢手術を行いました。 当院では、ご希望の場合ウサギの去勢手術、避妊手術も承っております。 発情行動にお困りの飼い主様は一度ご相談下さい。

ウサギの涙管洗浄

先日、右眼が涙目との主訴でウサギちゃんが来院されました。 眼と鼻をつなぐ鼻涙管が詰まっていることを確認し、涙管洗浄を行った症例です。 同様の症状でお困りのウサギちゃんの飼い主様は是非一度ご相談ください。

犬の血糖値コントロール

今回は、血糖値測定器「リブレ」のご紹介です。 インシュリンの投与量を決定するには、何度も採血を催します。 このリブレなら、3㎝程度の機器を体に取り付けるだけで、採血なしで最長14日間の血糖値を測定できます。 ワンちゃん・ネコちゃんだけでなく飼い…

ハムスターの頬袋逸脱

頬袋が口の中から飛び出してしまったハムスターちゃんが来院しました。 頬袋が口腔外に反転・出てしまっているので、口腔内に頬袋を戻し、飛び出さないように縫合します。 同様の症状でお困りの飼い主様は是非一度ご相談ください。

犬の毛周期停止

チワワの毛周期停止の症例です。 発毛までに時間がかかりましたが、飼い主様の根気強い通院と数種類の薬剤の組み合わせでほぼ正常の状態まで回復しました。 同様の症状でお困りの飼い主様は是非一度ご相談ください。

ウサギの膀胱洗浄

陰部に赤みがあるとの主訴で来院されたウサギちゃんで、砂粒状物の付着と陰部のただれを確認しました。 X線検査とエコー検査を実施したところ、X線検査にて膀胱の拡張、エコー検査にて膀胱内に浮遊物が多数見られた為、カテーテルを挿入して膀胱洗浄を行いま…

犬の大腿骨頭切除術

股関節脱臼のあるワンちゃんの大腿骨頭切除術を行いました。 大腿骨頭切除術は股関節脱臼、レッグ.ペルテス病、股関節形成不全などに対して大腿骨頭を取り除くことにより、痛みの原因となっている股関節の反復的な摩擦を防ぐことを目的としています。 同様の…

犬の椎間板ヘルニア

岩手大学 農学部 共同獣医学科教授 片山泰章先生執刀による、椎間板ヘルニアの片側椎弓切除術を行いました。 このワンちゃんは椎間板ヘルニアの脊髄圧迫による腰の痛みを繰り返していました。 術後はすぐ歩行可能で、腰の痛みや麻痺はありませんでした。 当…

猫の麻酔下での異物摘出

食欲はあるが、食べるとすぐ吐くという猫ちゃんが来院されました。消化管の閉塞等の確認のためバリウム検査を行ったところ食道から胃にかけてのひも状の異物が疑われました。手術を視野に麻酔をかけたところ舌下にひもを確認しました。 幸い口腔からひもを引…

犬の脾臓全摘手出術

急に呼吸が荒くなったという12歳のワンちゃんが来院しました。 血液検査と超音波検査により脾臓の腫瘍破裂と診断し、緊急で脾臓全摘出手術を実施しました。 脾臓の腫瘍は血管肉腫という悪性腫瘍の可能性が高いですが、病理組織学的検査により確定診断となり…

犬の麻酔下での歯石除去

歯がグラグラする、口臭が気になるとのことで来院されたワンちゃんの麻酔下での歯石除去でした。ご自宅のワンちゃんの口が臭い、歯肉が赤い、ドライフードが食べづらい等お気づきのことはありませんか?歯周病を放置してしまうと口の中の問題だけではなく、…

犬の胆嚢摘出手術

胆嚢粘液嚢腫により、食欲廃絶、黄疸、肝酵素の上昇が見られた13歳のワンちゃん(チワワ)の胆嚢摘出手術を行いました。 胆嚢粘液嚢腫とは、胆嚢の中にコーヒーゼリー状の粘液物質が貯留した状態をいいます。 胆汁の分泌を障害するために様々な消化器症状を起…

猫の尿道閉塞解除

この病気の初期にはトイレに行く回数が増える、頻繫にトイレに行くのに尿が少ししか出ない、尿に血が混じる、トイレの場所以外で粗相をするなどの症状が見られます。 まったく尿がでなくなると、急性腎障害や尿毒症になり、治療しなければ1~2日で死に至りま…

犬の皮膚病のセカンドオピニオン

なかなか治らない皮膚病のセカンドオピニオンで来院されたワンちゃんです。 脱毛、痒みでお困りでしたが、適切な治療によりこんなにキレイになりました。 当院では月に一度、関口麻衣子先生による皮膚科専門外来を行っております。 ワンちゃん、ネコちゃんの…

犬の大腿骨頭切除術

股関節形成不全がベースにあり、少しの外圧で股関節脱臼を繰り返すワンちゃん(ポメラニアン)の大腿骨頭切除術を行いました。 専門病院での三点骨盤骨切り術や股関節全置換術と当院での大腿骨頭切除術を提案しましたが、小型犬という事もあり、飼い主様は当院…

犬のマラセチア性外耳炎

両耳が赤く痒がるとの事でワンちゃん(M・ダックス)が来院されました。 外耳炎の原因には細菌性、マラセチア(酵母様真菌)性、アレルギー性、その他混合型など色々な原因があります。 このワンちゃんはマラセチア性外耳炎でした。 マラセチアが増殖する原因に…

犬の腸重積

ひも状異物による腸重積(3枚目の写真)のワンちゃんの緊急手術を行いました。 ひも状物の誤食は腸がアコーディオンのようになってしまう(2枚目の写真)ため非常に危険です。 今回のワンちゃんはタオルを引きちぎって食べてしまっていたようです。

犬の膝蓋骨脱臼

この病気は小型犬によく見られ、膝の皿が内側もしくは外側に外れることによって跛行をおこす、多くが先天性の疾患です。 脱臼というと急に外れるイメージがあると思いますが、そうではなく徐々に進行する事がほとんどです。 内科治療法で完治する事はありま…

犬の多飲・多尿

「最近水をよく飲む」という主訴で14歳と11歳のワンちゃんがそれぞれ来院しました。 多飲を起こす病気には、糖尿病、腎臓疾患、肝臓疾患、副腎疾患など様々な病気があります。それらの病気を診ただけで判断する事は出来ません。血液生化学検査や内分泌検査、…

猫の下顎骨腫大、下顎歯肉炎症

14歳の雑種のネコちゃんです。 左下顎骨の腫大、左下顎歯肉の重度炎症、膿瘍がありました。 麻酔下でX線検査を行ったところ腫大部の骨増殖が認められ、前臼歯、後臼歯は溶解し、膿が溜まっていました。 細菌培養、骨腫大部の病理検査を行いました。

犬の子宮蓄膿症

この病気は名前の通り子宮の内部に膿が溜まる病気です。 膣から子宮内へと侵入した細菌は、子宮内で増殖し毒素を出します。 その毒素により、血栓ができたり、腎不全を起こしたりして命に関わる重篤な状態になることも多いです。 中高齢のワンちゃんで起こり…

犬の乳腺腫瘍

この病気は避妊手術をしていない中高齢のメスのワンちゃんに多くみられる病気です。 50%の確率で乳がんと言われています。 子犬の時期から当院に通われている飼い主様には避妊手術の重要性をしっかり説明しているので、ほとんどのワンちゃんが避妊手術をし…