いわき総合どうぶつ診療センター さかい動物病院 症例紹介 

【 福島県いわき市 】さかい動物病院での治療例のご紹介をしています。

外科症例

高齢犬の腫瘤切除

こんにちは、さかい動物病院 病院スタッフ齊藤です。 先日15歳のダックスが腫瘤が自潰したと来院されました。 腫瘤はとても大きく、手術で取り除くしかありませんでした。 15歳という高齢ですが、きちんと血液検査やレントゲン検査をし、心臓や肺に異常はな…

ウサギの子宮水腫

こんにちは。 さかい動物病院 愛玩動物看護師の北村です。 先日、水をよく飲むというウサギちゃんが来院されました。 超音波検査、レントゲン検査を行い子宮の拡大が確認されました。 子宮・卵巣全摘出術を行い、摘出した子宮・卵巣を病理検査に送り、子宮水…

大腿骨頭切除術

こんにちは。 さかい動物病院 看護スタッフ高橋です。 先日「関節が痛そうで後ろ足を浮かせている」というわんちゃんのレントゲン検査で股関節形成不全を確認しました。 そのため、専門病院での人工関節全置換術 もしくは当院での大腿骨頭切除術 を飼い主様…

膝蓋骨内方脱臼

こんにちは。 さかい動物病院 愛玩動物看護師の田中です。 こちらは、当院の患者様の膝蓋骨内方脱臼整復手術時の写真です。 膝蓋骨内方脱臼とは、膝蓋骨(膝の皿)が正常な位置から内側に外れてしまう進行性の疾患です。 また脱臼の程度によりグレードが1〜4…

ウサギの卵巣子宮全摘出術

こんにちは。さかい動物病院です。 先日、ウサギの卵巣子宮全摘出術(子宮癌のため)の手術を行いました。ウサギは子宮癌の発生率がとても高い動物です。⁡当院では、診察時に麻酔をかけるリスクをしっかりご説明させて頂いた上、ご希望の場合ウサギの去勢手…

ウサギの根尖膿瘍

こんにちは。さかい動物病院です。 先日、口元が腫れているウサギちゃんが来院されました。 この症状は歯の根本に細菌が感染し膿が溜まってしまう根尖膿瘍と言い、再発が起こりやすい病気です。 皮膚を切開し膿を排膿させ中を綺麗に洗浄後、化膿しないよう抗…

犬の膀胱結石除去

こんにちは。さかい動物病院です。 先日、ワンちゃんの膀胱結石を除去する手術を行いました。 膀胱結石とは、尿を貯める場所である膀胱に結石と呼ばれる石ができる病気です。 結石ができる原因には、細菌感染や食事内容、飲水量の低下、肥満、遺伝、体質など…

高齢犬の右腋窩腫瘤切除術

こんばんは。さかい動物病院です。 先日、15歳雑種のワンちゃんの右腋窩腫瘤切除手術を行いました。 元々は他院に通院していましたが、高齢だからという理由で手術を勧められず、セカンドオピニオンとして当院を受診されました。 高齢であっても、血液検査や…

犬の膝蓋骨脱臼

こんにちは。さかい動物病院です。 先日、今年4件目となる膝蓋骨脱臼整復手術(通称 パテラ)を行いました。 特に小型犬では子犬のころから発症する可能性が高く、徐々に進行して歩行に異常をきたすことがあります。 膝蓋骨脱臼は放置すると後肢の変形も起こ…

犬の膝蓋骨脱臼整復手術

10ヶ月の犬の右膝蓋骨脱臼整復手術(通称 パテラ)を行いました。 特に小型犬では子犬のころから発症する可能性が高く、徐々に進行して歩行に異常をきたすことがあります。 治療は基本、外科手術になります。 症状としては、スキップ様歩様、跛行、挙上、立ち…

犬の会陰ヘルニア整復術

ワンちゃんの会陰ヘルニア整復術を行いました。 この病気は去勢手術を行っていない中高齢のワンちゃんに多く見られる病気になります。 若いうちに去勢手術を行うことにより予防できる病気の為、当院では男の子は去勢手術、女の子は避妊手術を強く勧めており…

ウサギの去勢手術

ウサギの去勢手術を行いました。 当院では、ご希望の場合ウサギの去勢手術、避妊手術も承っております。 発情行動にお困りの飼い主様は一度ご相談下さい。

ハムスターの頬袋逸脱

頬袋が口の中から飛び出してしまったハムスターちゃんが来院しました。 頬袋が口腔外に反転・出てしまっているので、口腔内に頬袋を戻し、飛び出さないように縫合します。 同様の症状でお困りの飼い主様は是非一度ご相談ください。

犬の大腿骨頭切除術

股関節脱臼のあるワンちゃんの大腿骨頭切除術を行いました。 大腿骨頭切除術は股関節脱臼、レッグ.ペルテス病、股関節形成不全などに対して大腿骨頭を取り除くことにより、痛みの原因となっている股関節の反復的な摩擦を防ぐことを目的としています。 同様の…

犬の椎間板ヘルニア

岩手大学 農学部 共同獣医学科教授 片山泰章先生執刀による、椎間板ヘルニアの片側椎弓切除術を行いました。 このワンちゃんは椎間板ヘルニアの脊髄圧迫による腰の痛みを繰り返していました。 術後はすぐ歩行可能で、腰の痛みや麻痺はありませんでした。 当…

犬の脾臓全摘手出術

急に呼吸が荒くなったという12歳のワンちゃんが来院しました。 血液検査と超音波検査により脾臓の腫瘍破裂と診断し、緊急で脾臓全摘出手術を実施しました。 脾臓の腫瘍は血管肉腫という悪性腫瘍の可能性が高いですが、病理組織学的検査により確定診断となり…

犬の胆嚢摘出手術

胆嚢粘液嚢腫により、食欲廃絶、黄疸、肝酵素の上昇が見られた13歳のワンちゃん(チワワ)の胆嚢摘出手術を行いました。 胆嚢粘液嚢腫とは、胆嚢の中にコーヒーゼリー状の粘液物質が貯留した状態をいいます。 胆汁の分泌を障害するために様々な消化器症状を起…

犬の大腿骨頭切除術

股関節形成不全がベースにあり、少しの外圧で股関節脱臼を繰り返すワンちゃん(ポメラニアン)の大腿骨頭切除術を行いました。 専門病院での三点骨盤骨切り術や股関節全置換術と当院での大腿骨頭切除術を提案しましたが、小型犬という事もあり、飼い主様は当院…

犬の腸重積

ひも状異物による腸重積(3枚目の写真)のワンちゃんの緊急手術を行いました。 ひも状物の誤食は腸がアコーディオンのようになってしまう(2枚目の写真)ため非常に危険です。 今回のワンちゃんはタオルを引きちぎって食べてしまっていたようです。

犬の膝蓋骨脱臼

この病気は小型犬によく見られ、膝の皿が内側もしくは外側に外れることによって跛行をおこす、多くが先天性の疾患です。 脱臼というと急に外れるイメージがあると思いますが、そうではなく徐々に進行する事がほとんどです。 内科治療法で完治する事はありま…

犬の子宮蓄膿症

この病気は名前の通り子宮の内部に膿が溜まる病気です。 膣から子宮内へと侵入した細菌は、子宮内で増殖し毒素を出します。 その毒素により、血栓ができたり、腎不全を起こしたりして命に関わる重篤な状態になることも多いです。 中高齢のワンちゃんで起こり…

犬の乳腺腫瘍

この病気は避妊手術をしていない中高齢のメスのワンちゃんに多くみられる病気です。 50%の確率で乳がんと言われています。 子犬の時期から当院に通われている飼い主様には避妊手術の重要性をしっかり説明しているので、ほとんどのワンちゃんが避妊手術をし…

犬の下顎腫瘤摘出術

14歳雑種のワンちゃんの下顎部の腫瘤摘出手術です。 摘出後、病理組織検査に提出しました。

猫の膀胱結石摘出手術(セカンドオピニオン)

9歳のオスのネコちゃんです。 尿路閉塞で他院にて治療していました。 その後、頻尿・血尿とのことで再受診しました。 膀胱結石が確認されたため、療法食で溶かしましょうと指示され継続したが、改善が見られなかったので当院を受診。 レントゲン検査で最大直…

犬の右肩部にみられた軟部組織肉腫及び左胸側部にみられた肥満細胞腫

膝蓋骨脱臼整復術 症例1・症例2

症例1 症例2

ウサギの右腹側部にみられた悪性黒色腫(悪性上皮性腫瘍の可能性含む)

犬の右肘付近にみられた線維付属器過誤腫

フェレットの右頚部にみられた皮脂腺腫

犬の右上眼瞼にみられたマイボーム腺腫