犬の歯石除去
こんばんは。
さかい動物病院 愛玩動物看護師 北村です。
先日、口臭が気になるというワンちゃんが来院されました。
診察をした際、ひどい歯石が確認されましたので全身麻酔下にて歯石除去を行いました。
口臭の主な原因は歯周病です。
歯周病は心臓や腎臓などの臓器にも影響を及ぼします。
予防としては日々の歯磨きが効果的ですが、一度付いてしまった歯石は歯磨きでは取ることが出来ません。
ペットちゃんの歯石や口臭でお悩みの飼い主様は、一度当院までご相談下さい。
また、当院では愛玩動物看護師による歯みがき指導を行っております。
お気軽にご相談ください。
いわき総合どうぶつ診療センター さかい動物病院
0246-26-2999
〒973-8403
福島県いわき市内郷綴町金谷2-13
HPはこちら ☞ https://www.sakaivet.com/
二次診療での放射線治療
こんにちは、さかい動物病院 病院スタッフ齊藤です。
今回は放射線治療によりQOLが改善したわんちゃんのご紹介です。
他院からのセカンドオピニオンで来院され、初診時の主訴は鼻周りの腫脹、変形及び鼻出血でした。
このわんちゃんには放射線治療が最善だと判断したため、放射線治療が可能な埼玉県の二次診療施設を受診していただきました。
検査の結果、鼻腔内腺癌と診断えお受け放射線治療が開始されました。
このわんちゃんは月1回の放射線治療を4ヶ月続け、ここまで鼻周りを引かせる事が出来ました。今後は当院で対症療法をしていく予定です。
放射線治療の副作用に関しては、絶対ないとは言い切れず、腫瘍の場所によってはさまざまな副作用が出る可能性があります。放射線治療を照射する場所と線量によって異なります。また、治療期間や効果も個々の腫瘍によっては異なりますので、専門機関の獣医師とのご相談で決めていくようになります。
現在はわんちゃん・ねこちゃんの医療でも人に極めて近い治療を受けられるようになっております。ペットの事でお困りの飼い主様は当院までご相談下さい。
いわき総合どうぶつ診療センター さかい動物病院
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ウサギの不正咬合
こんにちは。
さかい動物病院 看護スタッフの鈴木です。
今回はウサギの不正咬合です。
不正咬合とは、歯が伸びすぎて噛み合わせが悪くなった状態のことをいいます。
ウサギは本来、硬い食物繊維を食べることで正常な噛み合わせを保っていますが、歯が伸びるスピードと削れる速度のバランスが崩れることで不正咬合を発症します。
不正咬合はごはんや飼育環境を気を付けることで未然に防ぐことができる場合もありますが、何度も繰り返し発症する可能性が高い病気です。
また、悪化すると他の病気の原因にもなります。食欲不振や涙、鼻水が出るなどの症状でお困りの方は当院に一度ご相談ください。
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ズツキダニと真菌症
こんにちは、さかい動物病院 病院スタッフ齊藤です。
今回は先日来院されたモルモットのズツキダニと真菌症(皮膚糸状菌症)の症例です。
①ズツキダニ・・・主にウサギやモルモットによくみられ、無症状の事が多いが稀に脱毛や痒みとして症状が出る事があります。大量に寄生されていると肉眼でも確認でき、その時は黒い胡椒を振りかけたように毛に黒いツブツブが見られます。
②真菌症・・・真菌=カビの仲間です。カビに感染し皮膚に赤みやフケ、かさぶたを伴う症状を引き起こします。
そのモルモットは体の脱毛・痒みが主訴で来院し真菌培養検査と皮膚掻爬を実施し上記の2つが確認されました。
ズツキダニは駆虫薬を真菌症には抗真菌薬を処方し約2ヶ月後にはこんなにも改善が見られました。
今回はモルモットの症例ですが、真菌症は犬や猫にも見られ人にも感染する人獣共通感染症です!
皮膚に異常が見られるペットちゃんは一度ご相談ください。
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尿路結石症
こんにちは、さかい動物病院 病院スタッフ齊藤です。
人間でもなる尿路結石症。名前の通り腎臓・尿管・膀胱・尿道で結石となり様々な症状を引き起こす病気です。
こちらのレントゲンは当院に来院されたハムスターのレントゲン写真です。
血尿との主訴でレントゲンを撮影した際、結石が確認されました。白く丸いものが結石です。とても大きな結石の為外科手術での摘出が必要となりハムスターという事もあり専門機関をご紹介させていただきました。
今回はハムスターの尿路結石をご紹介しましたが、犬や猫でもよくみられる泌尿器疾患の一つです。基本的には尿検査・レントゲン検査・超音波検査で診断がつき、内科療法による食餌療法もありますが、大きさによっては摘出手術になります。結石が大きい場合尿道に移動して尿道閉塞という命に関わる状態にもなってしまいます。結石を予防するには結晶を作らない、飲水を多くする・定期的な検査が必要です。
ご心配な方は一度ご相談下さい。
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