こんにちは、さかい動物病院 病院スタッフ齊藤です。
今回は膿皮症についての症例です。
今年の初めにセカンドオピニオンで17歳の柴犬が来院されました。他院で膿皮症と診断され抗生剤と薬用シャンプー剤を処方されたが改善が見られずお問い合わせ頂きました。
膿皮症とは皮膚の常在菌が異常に増えた時に起こる皮膚の病気です。免疫力の低下や誤ったスキンケア・高温多湿な環境・皮膚バリアの機能低下などが要因で細菌が増えて皮膚が化膿する事があります。
当院は月に一度皮膚の専門の先生をお呼びして診察を行っており、この子も関口麻衣子先生に検査をしていただき、その子に合ったお薬やシャンプー剤を処方致しました。約3ヶ月でこんなにも改善が見られました。
定期的にシャンプーやサプリメントで再発防止をしていきましょう。
皮膚に赤みや痒みがある・ニキビのようなものがある、環状にフケがある等皮膚にお悩みがある方は一度ご相談ください。
